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先輩インタビュー

中村 尚美
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子供の頃から人の世話が好きな性格でした。
初孫だったこともあり、おばあちゃん達も私を一番可愛がってくれ大好きでした。
福祉に興味を持ったのは高校生頃、ボランティア活動等もしていました。
人の役に立つ仕事をしたいと思っていました。
父方の祖母が介護が必要になっていき、私が何とかしてあげたいという想いが高まっていったのです。
障害者福祉にも強い関心があった為、高校卒業後、専門学校へ進む予定でした。
高三の時先生の勧めで、ねむのきでボランティアをさせて頂いた時出会えた先輩方を見て、私もあんな介護士さんになりたいと思いました。
それから縁あって今に至ります。
実際働いて見ると、すごく楽しいです。
現場はねむのきしか知らないのですが介護が大好きです。
おじいちゃん、おばあちゃんが大好きです。
入所、ディサービス。青春塾・ホームヘルプと経験させて頂けたことが私にとってとても良いことでした。
ずっと入所のままでは今の私は居ませんでした。
同じ介護でも色んな仕事があります。それぞれに良い所があります。
私にとって毎日が勉強です。中村さんに来てもらったら安心だと言ってもらえる様なヘルパーになりたいです。

Q and A

今の職場の入職の決め手を教えて下さい。
介護士の資格がなかったが、「ここで働きながら資格をとっていったら」と施設長がすすめてくれた事
働く上で気をつけていることことを教えて下さい。
ご利用者は人生の大先輩であるということを忘れない。
仕事をしていて今までで一番嬉しかった事は何ですか。
ご利用者が笑ってくれることが一番の喜びです。他にもたくさんありすぎる位です。
那珂川福祉会をひとことで言うと?
私を成長させてくれた場所

「出会いと別れ」それが私が成長出来たこと。

介護の現場は入れ替わりの激しい所です。
実際ねむのきもその一つで私が入社してから数えきれない程、出会いと別れを経験しました。
大好きだった先輩が退職していく時は本当に辛かったです。
でもその都度、また新しい出会いもあるし私自身はその分頑張らなくちゃ!と成長させて頂くことが出来たと思います。
それは、ご利用者とも同じでたくさんの出会いと別れがあり忘れられない方もたくさん私の中に居ます。
その方々達が今の私を作ってくれているのかも知れません。
託児所がある事も魅力です。
そのお陰で、一度も退職せず三人の子供を育てながら今もこうして働かせてもらう事が出来ています。
私がこの仕事を通して得たことは、
「人に感謝すること・人を大切にすること・人に甘えることも必要だといくこと」
「色んな人が居ること・色んな人生があるということ・どの方も一生懸命生きてきたということ」
です。

イメージ1日の仕事の流れ

7:30
家を出る
7:40
子供を保育所に預ける
8:10
出勤
訪問・昼食
17:30
勤務終了
18:15
保育所お迎え後帰宅
19:00
夕食

ある日の一日

9:15
訪問(デイサービスの送り出し)
10:00
訪問(入浴)
11:30
訪問(掃除・買い物・調理等)
12:30
休憩
14:00
訪問(買い物)
16:00
訪問(入浴)

これから同じ仕事を目指す人へメッセージ

ヘルパーさんというと、年配の方が多いというイメージをお持ちの方もいるかと思います。
実は私もその一人で、子供の手が離れ将来的にヘルパーさんをボチボチやれたらいいなと思っていました。
縁があって全く予定外の30代でヘルパーの仕事をさせて頂くことになったのですが・・・・・・
楽な仕事ではありませんでした。1対1という責任の重さはもちろん暑い日も寒い日も一日中出入りがあり体力勝負です。
家事援助(掃除や調理)となるとベテランヘルパーさんにはかないませんが若さと元気をもらったと新米ヘルパーとの時間を楽しみに待ってくれる方もいます。
私が訪問するのを待ってくれていた時には嬉しくてたまりませんでした。
何より1対1で密に関われることが一番の魅力です。
恥ずかしながら入所で働いていた頃こんなに一人の方の入浴介助を丁寧にしたことはありませんでした。
そして色んな家族、色んな人生があり難しいこともありますが仕事をしながら人生勉強させて頂いています。
訪問介護は、その方そのご家族の生活リズムに合わせて一人一人と密に関われる素晴らしい仕事です。
とってもやり甲斐があります。得るものもたくさんあります。
一緒に笑顔と元気を届けに行きませんか?